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温度のはなし

物質の温度とはいったいなんでしょうか。すべての物質は原子や分子で構成されていますが、
これらは常に不規則な運動をしています。この運動を熱運動と呼びます。

温度は熱運動の激しさを計る尺度です。
熱運動が激しくなれば温度は上がり、緩やかになれば下がります。
熱運動は低温になるにつれ緩やかになり、最終的には止まると考えられています。
この運動が止まる温度を基準(絶対零度)として考えるのが絶対温度です。
絶対零度は私たちが日常使っているセルシウス温度で-273℃、
絶対温度の単位はK(ケルビン)です。

セルシウス温度は、水の凝固点(0℃)と沸点(100℃)の間を100等分して1℃の温度差を
定めています。
略してセ氏温度、摂氏温度ともいいます。

また、絶対温度とセルシウス温度の目盛間隔は同じです。
絶対温度が0度(0K)の時にセルシウス温度は-273度(-273℃)なので、
絶対温度が273度(273K)の時にセルシウス温度0度(0℃)となります。
つまりセルシウス温度に273を足せば絶対温度で表すことができます。

 ・絶対零度=0K=-273℃(厳密には-273.15℃)

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